勃たなくなってしまった、EDの悩みは意外と深刻な問題です。これが新婚の夫婦間の問題なら最悪の場合、離婚にもつながります。妻の不満は言葉にしないだけで徐々に溜まってきているかもしれません。問題が深刻化する前に、ここで食い止めるならバイアグラなどED治療薬についてしっかり勉強しておきましょう。

【目次】

バイアグラは、1998年にアメリカで発売された勃起障害(ED)治療薬です。日本では1999年から販売が開始されました。
元々は肺高血圧症の治療薬で、シルデナフィルという成分から狭心症の治療薬を開発しようとしていました。
しかし、治験を受けた人から商品を回収している時に「勃起が良くなるからこの薬が欲しい」という申し出が沢山出たそうです。
そうして、狭心症の治療薬ではなくED治療薬の開発に方向転換して誕生した、世界で初めて開発されたED治療薬です。

バイアグラにはどんな効果がある?

バイアグラは、PDE5阻害薬という種類の薬です。海綿体内の血管を拡張して血流を増やすことで勃起を促進しています。
服用後およそ20分から1時間くらいで効き始めて、約5時間程度効果が持続します。
そのため、性交の最初から最後まで、勃起を持続させることが可能です。
途中で上手くできなくなるのではないだろうか、という不安から解消されるという効果が期待できます。

また、「お薬を飲んだのだから大丈夫だ」という安心感から自信がついて、一度上手く行くと次第にバイアグラを飲まなくても大丈夫になった、というケースもあります。
心因性のEDの場合でも、一度自信を取り戻したことによって良くなるケースも多いです。

EDになっている人の中には、そのこと自体がストレスになってうつ状態に陥っている人も時々います。
そしてうつ状態になっていることがEDの症状をさらに悪化させているという悪循環に陥っている人も少なくありません。
このようなうつ状態の人がバイアグラを服用することで、EDが良くなるとうつ状態も良くなることが多々あります。
EDが良くなるとうつ状態も良くなり、うつ状態が良くなればEDも良くなるという好循環に変わる可能性も高いです。

また、薬剤でEDとなることもあります。降圧薬などの薬剤でEDとなっている場合は、バイアグラが比較的よく効くと言われています。
EDだという負い目やストレスは、血圧にも影響を与えていることがあります。
EDが良くなれば、これらのストレスからは解放されるので血圧にも良い影響を与えるものだと思われます。

バイアグラは第一選択薬

現在、バイアグラはED治療では第一選択薬となっています。但し保険適応外の薬なので健康保険は使えません。
バイアグラを服用すると血管が拡張するので、血圧が下がったり血管が収縮して起きるタイプの頭痛が緩和することもあります。
顔の血管も広がるので、顔色が青白い人は血色がよくなって顔色に赤味が増すということもあり得ることです。

また、バイアグラの主成分であるシルデナフィルは元々は肺高血圧症の治療薬だったので、現在も肺高血圧症の治療薬としても使われています。
但し、主成分は同じシルデナフィルであっても商品名も用量も異なるので、注意が必要です。
肺高血圧症に使われるシルデナフィルはバイアグラではなく、レバチオという商品名になっています。

バイアグラの通販について

バイアグラは個人輸入代行の形を使えば病院へ行かずに通販で購入することも可能となっています。
医薬品の通販は偽造品の販売が心配されていますので、あんしん通販薬局などの大手業者から購入するのが安全でしょう。
バイアグラはこちらで購入することが可能なので、興味がある方は価格だけでも確認してみてはいかがでしょうか?

バイアグラにはどんな副作用がある?

バイアグラの副作用には、頭痛や顔のほてりなどが頻度の多い副作用としてあげられます。
これらは血管が拡張することで起きているので、逆に薬が効いている証拠だとも言えます。
軽い頭痛であれば、微糖コーヒーを飲むことで落ち着くこともあります。

また、胃の不快感や鼻づまりも時々見られます。その他、発疹や物が青く見える視覚異常や動悸、めまい、不整脈、陰茎部の痛みも報告されています。
物が青く見える時や視覚障害を感じた時は、車の運転や高所での作業にも注意が必要です。
ごく少数とは言え、副作用による死亡例もあります。
このケースでは、高血圧や脂質異常症や喫煙、糖尿病、肥満症、心疾患などがあったためと言われているので、これらがある人は特に注意が必要です。

血管が拡張し過ぎて、低血圧になることもあり得ます。
ふらつきやめまいを感じた時は、血圧を測定してみることをお勧めします。
立ちくらみにも気をつけてください。急に立ち上がるのではなく、ゆっくりと立ち上がるようにすることが大切です。

稀な副作用には要注意

それ以外に気をつけなければならないのは、勃起が4時間以上経ってもまだ持続している場合です。
これは、プリアピズムとか持続性勃起症と呼ばれている稀な副作用ですが、陰茎の血流が良くなりすぎたために陰茎海綿体内に血液が充満している状態です。

このようになった場合は、泌尿器科のある病院に行って診察を受けてください。
きちんと治療をしないと、組織が壊死を起こしてしまう(腐ってくる)怖い病気です。
つまり、陰茎が腐ってしまって使い物にならなくなると考えても、大袈裟ではありません。

6時間で組織が壊死を起こすと言われているので、病院までの移動時間や病院に到着してから治療が完了するまでの時間を含めると、4時間以上勃起が元に戻らない場合は早急に泌尿器科を受診してください。
ガチガチに硬い勃起が続いているので、判るはずです。

持続性勃起症(プリアピズム)は早期であれば薬を陰茎に注射することで治療できますが、薬が無効の場合は陰茎にメスを入れる手術を受けることになります。
持続性勃起症は白血病などの血液の粘度が上がる疾患がある人や糖尿病の人は発症リスクが高くなることが判っています。
これらの病気がある人は、特に注意が必要です。きちんと説明書や注意書きを読んでから服用すること、医師から受けた注意を守ることが大切です。

バイアグラの副作用を出さないために気をつけること

では、具体的にはバイアグラの服用に当たってどのような注意が必要なのでしょうか。

バイアグラは、ニトログリセリンやニトロールなどの硝酸剤や酸化窒素供与剤、亜硝酸アルミなどを飲んでいる人、使っている人は服用が禁忌になっています。
狭心症の発作に使われるこれらの薬剤を使用している人は、バイアグラを服用してはダメです。
バイアグラを処方してもらうために泌尿器科などを受診する際は、必ずお薬手帳を担当医に見せてください。
また、サプリメントや漢方薬や健康食品の中には、血圧を上げる成分を含んでいる物や思いもよらぬ相互作用を起こすものもあります。
これらを自己購入して使っている場合は、これらも忘れずに申告してください。

血圧が170/100mmHg以上の人や逆に低血圧で90/50mmHg以下の人も禁忌になっています。
その他、6ヶ月以内に脳梗塞や脳出血を経験している人、重度の肝障害のある人、網膜色素変性症の人も禁忌です。

心筋梗塞の経験がある人は、6ヶ月以上経っていたら服用可能となっています。
退院時に医師と十分に相談してください。注意事項として、服用間隔は24時間以上空けることが重要です。
そして十分な水で飲んでください。コップ1杯以上の水、つまり200cc以上の水で飲むことが大切です。
バイアグラは食事の影響を受けやすいと言われています。食事と併用すると効果が半減するので、空腹時か食後2時間以上経ってから服用するのがベターです。
65歳以上の高齢者も、思わぬ副作用が起きる可能性があるため、要注意となっています。

バイアグラを初めて服用する時は、危険な病気が隠れていないか副作用がおこりやすい病気はないか等を調べるためにも、泌尿器科で処方してもらって服用する成分量を決めてもらうことをお勧めします。
処方量によっては、錠剤を半分に割らないといけないこともあります。そのような時にもピルカッターを持っておくと便利です。
バイアグラは25mg錠と50mg錠がありますが、それ以外の成分量にしたい時はピルカッターで割ったり粉にすることもできます。
ピルカッターを使うと正確に半分に割ることも容易です。

バイアグラを自己購入する場合は、副作用が出ていないか一定期間経過を観察してからにする方が良いと思います。
また、飲み続ける場合は半年に1回とか数か月に1回くらいは、泌尿器科で副作用が出ていないかなどをチェックしてもらいましょう。
また、服用中になにか異変を感じた場合は、できるだけ早く処方した医師に連絡してください。
飲み始めてしばらくの間は朝晩血圧を測定するなど、いつも以上に健康管理には注意を払ってください。

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